GREETING
会長挨拶
本誓寺門徒の会
会長 平野 潤
会員の皆様には、長い間、当会の活動に対しご支援、ご協力をいただき、心から感謝申し上げます。
当会の設立から11年余が経ちますが、その間、お寺との話し合いをほとんど持てないまま、私たち門信徒の要望、要請が置き去りにされてきました。また、平成29年4月には、宗派では前代未聞の選挙という形で次期住職候補者が選任され、その後、信氏が住職に就いております。住職に就いてから、すでに4年以上が経っていますが、住職就任後、すぐに行うべき私たち門信徒との約束が何一つ実現していないのが実態であります。
現在、仙台教務所では、約束事項の実現に向け、当会役員との話し合いを持つことについて、お寺に強く働きかけを行っており、当会も、その早期実現を切に願っているところであります。
このような状況の中、活動が長期にわたっていることやすでに住職が決まっていることなどから、門信徒の皆様の中には、お寺への関心が薄らいできているのではないかと危惧しており、一方で、「正常化する門徒の会」の活動が正しく理解されていないとの判断から、門徒会通信やホームページの活用など、わかりやすい情報発信に努めることとし、去る令和4年1月23日に開催された総会において、組織強化を図るため、会の名称を「本誓寺門徒の会」と改め、あわせて会則の改正を行い、顧問、相談役を配置するなど役員の増員を行いました。
新生の「本誓寺門徒の会」は、設立当初の目的でもある、心の拠り所となる、当たり前のお寺となるよう、会員の皆様並びに当会の活動にご理解のある門信徒の皆様とともに、親和協力と緊密化を目標として活動の輪を広げ、会員数の増員を目指し、皆様の強力な支援のもと、お寺との話し合い、そして、門信徒との約束事項の実現に向けて活動して参りますので、なお一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
なお、当会活動に対する理解をより深めることが出来るよう、このホームページには、当会設立以前のお寺の出来事を含むこれまでの活動の経緯・経過等が詳細に記録されており、様々な紆余曲折を経て現在に至っていることが読んでいただくことで、よく理解できると思います。
そして、これからの活動の具体的な目的、目標がはっきりと見えてくると思います。
私たち門信徒が心の拠り所とする本誓寺は、一千余の門信徒を擁する歴史と由緒ある東北の名刹のひとつです。
しかし今、このお寺が、山積する大きな問題を抱える中で、私たち門信徒との信頼関係が崩れていることから、お寺離れなど、お寺として危機的な状況に陥っていると言ってもいいと思います。
このままでは、私たち門信徒は、ご先祖様に顔向けできないばかりか、安心して次の代に引き継ぐことが出来ません。
まさに今、何とかしなければならない大切な時期であることをご理解いただくとともに、活動の輪に一人でも多く入っていただき、門徒総会が早期に開催できるようお力添えをお願いして、挨拶とします。