本誓寺御門徒へのアンケート調査ならびに関連事項
本誓寺を正常化する会の事務局が最初に取り組んだことは、本誓寺の御門徒様がその当時(平成22年12月)、お寺の問題についてどのように認識し、また、事実関係についての知識を持っているかを確認するためにアンケート調査であった。その結果、アンケート回収率は43%であったが、多くの御門徒が本誓寺の現状についての詳しい情報を知りたいと思っていること、また、当初問題が提起されたことは吉田家の問題ではなく本誓寺全体の問題であるという認識の方が過半数を超え、吉田明氏が候補衆徒としての欠格事項があると答えた方は3%に過ぎなかった。また、維持会が解散されていることを知っている方は40%未満であり、維持会が解散された後もお寺側が維持費として印字した額を納入している御門徒が大多数であることが分かった。さらには、本誓寺の問題が明らかになってから数ヶ月しか経っていないアンケートであったにも関わらず、法要等における被害経験者が16%おられることも判明した。アンケートの返信欄に記載された文章を別紙にまとめてあるので、参考にして頂きたいと思うが、これは、その平成22年12月のアンケート調査以後も平成24年4月、平成24年12月の分まで含めていることを申し添えさせて頂く。
御門徒様は本誓寺の現状が何故そうなったのかを知りたいという気持ちがあること、また、本誓寺の混乱による実質的被害を受けていること、住職不在の中、なんとか正常化の道を進んでほしいとの願い、仙台教務所や本山がどうして力を貸してくれないのかということに対する不満等が切々と明記されている。